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常温でストックできる完全栄養のカップ麺を選ぶとき、ラーメンか焼きそばかで迷う場面があります。BASE FOOD にはラーメンが2品、焼きそば・まぜそばが4品あり、商品ページには1個あたりの栄養成分と価格が載っています。
ただし、メーカーが示す1食は2個です。1個の数字のまま比べると、食事としての実態から外れます。私が調べ始めたきっかけも、ここでした。2個に換算し直すと、ラーメンの食塩相当量は約9g、焼きそば・まぜそばは約3.6〜4.2gと、差がはっきり出ました。2026年10月18日時点の情報です。
使ってみた感想ではなく、公開情報の整理と計算です。「完全栄養食」はメーカーの分類で、法律上の定義があるわけではありません。
この記事が向いていない人
塩分の摂取量を指示で制限されている人 — ラーメンは1食で8.8〜9.0gです。医師や管理栄養士の指示がある場合は、その指示を優先してください。
味や食感の評価を知りたい人 — この記事は成分表と価格の整理で、味や食感は扱っていません。
アレルギーがある人 — 6品とも小麦と大豆を含みます。そのほか品ごとにごま、乳成分、えび、豚肉などが異なります。表示は各商品ページで確認してください。
1個だけで食事を済ませたい人 — 1個あたりの熱量は302〜346kcalです。メーカーの1食は2個なので、1個で済ませる場合は別の計算になります。
選ぶときに見る3つの基準
1食(2個)に換算した食塩相当量 — 最も差が出る軸です。1個あたりでは鶏ガラ醤油の4.5gに対して焼きそば系は1.8〜2.1gで、差は見えます。ただ、2個で1食と考えると、ラーメンは9.0gと8.8g、焼きそば・まぜそばは3.6〜4.2gになります。ラーメンは焼きそば系の2倍以上です。公式ショップの内訳では、鶏ガラ醤油の食塩相当量4.5g(1個)のうち、スープが3.5g、めん・かやくが1.0gです。味噌はスープ3.5g、めん・かやく0.9gです。
1食価格(1個の価格×2) — ラーメンは353円×2で706円、焼きそば・まぜそばは336円×2で672円です。価格は6品のうち2通りしかなく、価格差は34円です。差が小さい分、次の単価で見たほうが違いが出ます。
コスト構造(熱量とたんぱく質あたりの単価) — 100kcalあたりは「1食価格 ÷ 1食kcal × 100」、たんぱく質10gあたりは「1食価格 ÷ 1食たんぱく質g × 10」で計算しました。100kcalあたりは味噌ラーメンの102.0円が最も低く、トムヤムまぜそばの111.3円が最も高くなります。たんぱく質10gあたりは魚介醤油まぜそばの194.2円が最も低く、ソース焼きそばの221.1円が最も高い。価格が安い焼きそば系が、単価でも常に有利とは限りません。
比較表
数値は2026年10月18日時点のベースフード公式ショップの表示から転記し、1個あたりの値を2倍して1食(2個)に換算しました。価格は税込表示の最低価格で、継続コースの割引は含みません。
| 商品名 | 1食価格 | kcal | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 | 100kcalあたり | たんぱく質10gあたり |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BASE RAMEN 鶏ガラ醤油ラーメン | 706円 | 614kcal | 33.4g | 16.2g | 78.4g | 10.2g | 9.0g | 115.0円 | 211.4円 |
| BASE RAMEN 味噌ラーメン | 706円 | 692kcal | 35.2g | 21.6g | 83.2g | 12.0g | 8.8g | 102.0円 | 200.6円 |
| BASE YAKISOBA ソース焼きそば | 672円 | 628kcal | 30.4g | 16.4g | 84.2g | 11.8g | 3.8g | 107.0円 | 221.1円 |
| BASE YAKISOBA 塩焼きそば | 672円 | 612kcal | 31.8g | 16.4g | 78.6g | 11.2g | 3.6g | 109.8円 | 211.3円 |
| BASE YAKISOBA 魚介醤油まぜそば | 672円 | 642kcal | 34.6g | 18.6g | 78.6g | 11.2g | 4.2g | 104.7円 | 194.2円 |
| BASE YAKISOBA トムヤムまぜそば | 672円 | 604kcal | 31.0g | 16.6g | 77.0g | 11.6g | 3.6g | 111.3円 | 216.8円 |

この記事の切り口は塩分なので、数値が揃う1軸として1食あたりの食塩相当量を選びました。ラーメンと焼きそば系の間に、4.6g以上の開きがあります。
商品ごとの整理
BASE RAMEN 鶏ガラ醤油ラーメン
良い点 — 1食でたんぱく質33.4g、食物繊維10.2gです。熱量は614kcalで、ラーメン2品のうち低いほうです。
気になる点 — 食塩相当量は1食で9.0gと6品で最多です。100kcalあたり115.0円も6品で最も高く、たんぱく質10gあたりは211.4円です。小麦、大豆、鶏肉を含みます。
向いている人 — 塩分の多さを許容したうえで、醤油系のラーメンを選びたい人。
BASE RAMEN 味噌ラーメン
良い点 — 692kcal、たんぱく質35.2g、食物繊維12.0gは6品で最も多い数値です。100kcalあたり102.0円は最も低い単価です。
気になる点 — 食塩相当量は8.8gで、焼きそば系より4.6g以上多くなります。脂質は21.6gと6品で最多です。アレルゲン表示は小麦、ごま、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチンの6品目で、ソース焼きそばと並んで最多です。
向いている人 — 熱量と栄養量の多さを重視し、塩分とアレルゲン表示を確認できる人。
BASE YAKISOBA ソース焼きそば
良い点 — 食塩相当量3.8gで、ラーメンの半分以下です。糖質84.2gと食物繊維11.8gはともに焼きそば系で最多で、量を求める人向けの設計です。
気になる点 — たんぱく質30.4gは6品で最少で、10gあたり221.1円は最も高い単価です。小麦、乳成分、ごま、大豆、鶏肉、豚肉を含み、あおさにえび・かにが混ざる旨の注記があります。
向いている人 — ソース味を選びたく、アレルゲン表示を商品ページで確認できる人。
BASE YAKISOBA 塩焼きそば
良い点 — 食塩相当量3.6gは、トムヤムまぜそばと並んで6品で最少です。たんぱく質10gあたり211.3円で、焼きそば系では魚介醤油まぜそばに次ぐ低さです。
気になる点 — 100kcalあたり109.8円で、ラーメンの味噌より約8円高くなります。熱量は612kcalと6品で2番目に少なくなります。
向いている人 — 塩分を6品の中で抑えたく、アレルゲンが小麦、大豆、鶏肉だけの品を選びたい人。
BASE YAKISOBA 魚介醤油まぜそば
良い点 — たんぱく質34.6gは味噌ラーメンに次ぐ数値で、10gあたり194.2円は6品で最も低くなります。焼きそば系では熱量も642kcalと最も多くなります。
気になる点 — 食塩相当量4.2gは焼きそば系で最多です。脂質18.6gも焼きそば系で最多です。
向いている人 — 焼きそば系の中で、たんぱく質あたりの単価を優先したい人。
BASE YAKISOBA トムヤムまぜそば
良い点 — 食塩相当量3.6gは塩焼きそばと並んで最少です。食物繊維11.6gで、焼きそば系のソース焼きそばに次ぐ数値です。
気になる点 — 100kcalあたり111.3円は、鶏ガラ醤油ラーメンの115.0円に次いで高い単価です。熱量は604kcalと6品で最少です。えび、小麦、乳成分、大豆、魚醤パウダー(魚介類)を含みます。
向いている人 — えびと魚介のアレルギーがなく、塩分を抑えて辛味系の味を選びたい人。
合わない条件の整理
この節はレビューの集計ではなく、成分表から言える合わない条件の整理です。
- 食塩相当量が9g前後(鶏ガラ醤油ラーメン、味噌ラーメン) — 1食で8.8〜9.0gです。ほかの食事の塩分と合わせて考える必要があります。スープが3.5g(1個)を占める点は、公式ショップの内訳表示から分かります。
- 1個を1食と数えてしまう — 商品ページの数字は1個分です。2個で1食というメーカーの前提を見落とすと、塩分も価格も半分に見えてしまいます。商品の欠陥ではなく、読み方の問題です。
- アレルゲンが多い(味噌ラーメン、ソース焼きそば) — 表示品目が6つで最多です。トムヤムまぜそばはえびと魚介を含みます。
- 単価が高め(鶏ガラ醤油ラーメン、トムヤムまぜそば) — 100kcalあたりが115.0円と111.3円で、6品の上位2つです。熱量が低めな分、単価に出ています。
使い方別のおすすめ
- 食塩相当量を抑えたい → 塩焼きそば(3.6g)またはトムヤムまぜそば(3.6g)
- 熱量とたんぱく質を多く摂りたい → 味噌ラーメン(692kcal、35.2g)
- 熱量あたりの単価を下げたい → 味噌ラーメン(100kcalあたり102.0円)
- たんぱく質あたりの単価を下げたい → 魚介醤油まぜそば(10gあたり194.2円)
- アレルゲンを小麦、大豆、鶏肉に絞りたい → 塩焼きそば、魚介醤油まぜそば
- 食物繊維を優先したい → 味噌ラーメン(12.0g)
- 1食価格を抑えたい → 焼きそば・まぜそば4品(672円)
6品のうち1品から試すなら、食塩相当量が3.6gと最も少なく、アレルゲン表示が小麦・大豆・鶏肉の3品目だけの塩焼きそばです。
まとめ
ラーメンは熱量とたんぱく質が多い代わりに、塩分は焼きそば系の2倍以上です。焼きそば系は塩分が低く、価格も34円安い。ただし、たんぱく質あたりの単価ではラーメンと大差がありません。
商品ページの数字は1個分なので、2個で1食に換算してから比べるのが前提です。まず塩分で決め、次にアレルゲン表示と単価を見る順番が現実的です。
まず1品だけ試して、量や味の濃さが自分に合うかを確かめてから、まとめ買いを考えてください。価格やアレルゲン表示は変更される場合があるため、購入前に商品ページで確認してください。

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