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寝る前にカゼインを飲もうとシェイカーに水と粉を入れて、よく振る。蓋を開けると、底に粉の塊が残っている。カゼインはホエイより水に溶けにくく、粉の表面が水を吸って膜を作り、ダマになりやすいとされています。
そのため、同じカゼイン系でも銘柄によって使い勝手が大きく変わります。私が調べた範囲で、ザバス・X-PLOSION・Myproteinの3商品を、商品ページの表示だけで表にしました。選ぶ軸は、たんぱく質含有率ではなく、溶けやすさに関わる設計と価格帯です。
この記事が向いていない人
乳成分や大豆のアレルギーがある人 — 3商品とも乳成分を含みます。ザバスは大豆も含みます(メーカー表示)。
溶けやすさを数値で比べたい人 — 溶解時間のテストは行っていません。この記事は商品ページの設計表示とレビューの論点を整理したものです。
味のバリエーションを選びたい人 — 今回確認できたフレーバーは、ザバスがココア、Myproteinが抹茶ラテ、X-PLOSIONがプレーンの各1種です。
少量だけ試したい人 — 容量は810gから2.5kgの袋売りです。
選ぶときに見る3つの基準
ホエイとのブレンドか、100%カゼインか — ザバスはカゼインとホエイのブレンドで、純カゼインより溶けやすい設計とされています。X-PLOSIONは100%カゼイン(商品名に表示)で、レビューでは腹持ちが長く続くという声と、ダマになりやすいという声の両方があります。ブレンドは溶けやすさを、100%は腹持ちを優先した設計になりやすいようです。
1食とタンパク質1gあたりの単価 — 袋の価格だけでは、容量の違いが見えません。価格を食数で割った1食単価と、さらにタンパク質量で割った1gあたりの単価で比べ直しました。ここが3商品でもっとも差が出た軸です。
甘味料と味 — 毎日続けるなら、甘味料の種類と味の選択肢は見落とせません。ザバスは3種類の甘味料を使い、Myproteinはスクラロースのみ。X-PLOSIONは具体名の記載が見つかりませんでした。プレーンは甘みがなく単調と感じる声もあります。
比較表
数値は2026年9月27日時点の各商品ページの表示から転記しました。1食単価は「価格 ÷ 食数」、タンパク質1gあたり単価は「1食単価 ÷ 1食のタンパク質量」で算出し、小数第2位を四捨五入しています。X-PLOSIONの栄養成分は100gあたり表示からの30g換算です。
| 商品名 | メーカー | 価格(容量) | 1食量/食数 | タンパク質 | kcal/脂質/炭水化物 | 1食単価 | タンパク質1gあたり単価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ザバス カゼイン&ホエイ MPC100(ココア味) | 明治 | 5,500円(810g) | 30g/27食 | 20.0g | 102kcal/0.9g/4.1g | 203.7円 | 10.2円 |
| 100%ナチュラルスロープロテイン(カゼイン)プレーン味 | X-PLOSION(エクスプロージョン) | 6,944円(2.5kg) | 30g/83食 | 21.03g | 115.8kcal/1.92g/4.38g | 83.7円 | 4.0円 |
| スロー リリース カゼイン(抹茶ラテ) | Myprotein | 4,790円(1kg) | 30g/33食 | 24g | 105kcal/0.5g未満/1.3g | 145.2円 | 6.1円 |

グラフには、タンパク質1gあたりの単価を選びました。1食のタンパク質量が20gから24gと異なるため、同じ量のタンパク質にいくら払うかで揃えると差が分かりやすくなります。
商品ごとの整理
ザバス カゼイン&ホエイ MPC100(ココア味)/明治
良い点は、ホエイとのブレンドで純カゼインより溶けやすい設計とされていること、大手メーカーで入手しやすいことです。気になる点は、3商品でタンパク質1gあたりの単価がもっとも高く、10.2円になることです。カゼイン100%の製品と比べて腹持ちの持続力はやや穏やかという声もあります。食塩相当量は0.16〜0.68gと幅のある表示です。向いている人は、溶けやすさを優先したい人です。
100%ナチュラルスロープロテイン(カゼイン)プレーン味/X-PLOSION
良い点は、タンパク質1gあたり4.0円と3商品の中で最も低く、2.5kgで83食分あることです。100%カゼインで腹持ちが長く続くという声があります。気になる点は、ダマになりやすく振り方に工夫が必要という声と、プレーンは甘みがなく単調と感じる声があることです。甘味料の具体名は商品ページに記載がなく確認できていません。向いている人は、単価を最優先し、溶かし方を調整できる人です。
スロー リリース カゼイン(抹茶ラテ)/Myprotein
良い点は、1食のタンパク質が24gと3商品でもっとも多く、脂質が0.5g未満、炭水化物が1.3gと、いずれも最も低い表示であることです。抹茶ラテ風味で就寝前でも飲みやすいという声があります。気になる点は、粉末が水を吸って膜を作りやすく溶けにくいという指摘があることです。フレーバーは抹茶ラテの1種のみ確認しました。向いている人は、成分の小ささと味の飲みやすさを両方見たい人です。
低評価の論点の整理
この節はレビューの集計ではなく、論点の整理です。件数や比率は示しません。
- ダマになりやすい — X-PLOSIONとMyproteinで挙がっています。商品の欠陥というより、カゼインの性質に由来する面が大きく、振り方や水の量で変わる使い方の問題です。ブレンド設計のザバスでは、この指摘は今回の調査範囲に出ていません。
- プレーン味が単調 — X-PLOSIONで挙がっています。味の好みの問題で、別の飲み物で割るなど使い方で調整できます。
- 腹持ちの持続力が穏やか — ザバスで挙がっています。ホエイのブレンドという設計の裏返しで、商品の欠陥ではなく設計上のトレードオフです。
- 甘味料の種類 — ザバスは3種類を使い、Myproteinはスクラロース、X-PLOSIONは記載なしです。避けたい成分がある人は、購入前に商品ページで確認してください。
使い方別に選ぶなら
- タンパク質1gあたりの単価を優先するなら → X-PLOSION 100%ナチュラルスロープロテイン
- 溶けやすさを優先するなら → ザバス カゼイン&ホエイ MPC100
- 1食のタンパク質量と脂質・炭水化物の小ささを優先するなら → Myprotein スロー リリース カゼイン
- 味の飲みやすさを優先するなら → Myprotein 抹茶ラテ、またはザバス ココア
- 大豆を避けたいなら → X-PLOSIONまたはMyprotein
- 大容量でストックしたいなら → X-PLOSION(2.5kg)
まとめ
3商品を並べると、安いものは溶かし方に工夫がいり、溶けやすい設計のものは単価が高い、という構造が見えます。Myproteinはその中間の価格帯で、成分表の数値は小さい一方、溶けにくいという指摘があります。
いまいちばん困っているものから決める方法があります。ダマが嫌ならザバス、単価ならX-PLOSION。迷うなら、まず1kgのMyproteinで試し、溶かし方の感触をつかんでから続ける銘柄を決められます。

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