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夕食の支度を考えたくない平日の夜。冷凍庫に入れておけば、電子レンジに入れるだけで食事が済む宅配弁当は魅力的です。ところがナッシュのメニューは数十種あり、どれから頼むか決めにくい。
私が調べ始めたのは、メニューの多さに対して、成分表での差が見えにくかったからです。今回読んだ6品はいずれも糖質29.5g以下、食塩相当量2.5g以下の範囲に収まっていました。差が出るのは、たんぱく質、脂質、熱量、そしてプランごとの価格です。
この記事では、ナッシュの6メニューを公式の商品ページの表示から表にまとめ、たんぱく質あたりの単価を計算しました。2026年10月18日時点の情報です。食べた感想ではなく、公開情報の整理と計算です。
この記事が向いていない人
味や食感の感想を知りたい人 — 私は食べ比べていません。味は書けないので、試食の感想を探している場合は別の記事が合います。
アレルギーがある人 — 6品とも小麦と卵を含み、そのほかの品目はメニューによって違います。回鍋肉はかに、特製みそカツは落花生を含みます。表示は各商品ページで確認してください。この記事の転記だけで判断しないでください。
塩分や栄養素の摂取量に指示を受けている人 — 1食の食塩相当量は2.1〜2.5gです。医師や管理栄養士の指示がある場合は、そちらを優先してください。
単発で1食だけ試したい人 — 価格は定期配送の通常価格です。食数が多いほど1食が安くなる仕組みなので、1食だけ買う場合の価格はここにありません。
選ぶときに見る3つの基準
たんぱく質量(13.9〜40.5gの開き) — 6品のうち、チキンのトマトチーズがけは40.5gです。次に多い白身魚のトマトチーズかけでも18.8gで、倍以上の差があります。熱量が近い400kcalのオニオングリルハンバーグは17.4gです。熱量が近くても、中身が違います。
脂質と熱量(220〜400kcal) — 熱量が最も低いのは白身魚のトマトチーズかけの220kcal、最も高いのはオニオングリルハンバーグの400kcalです。脂質は10.8gから29.3gまで開いています。回鍋肉は397kcal中29.3gが脂質です。熱量と脂質は、メニュー選びでいちばん差が出る項目になります。
コスト構造(食数プランとたんぱく質あたり単価) — 1食の価格は、6食プランで719円、8食で644円、10食で620円、12食で612円です。食数が増えるほど安くなり、12食と6食では1食あたり107円の差があります。ただ、同じ価格でも、たんぱく質の量が違えば、栄養素あたりの単価は変わります。6食プランの719円で計算すると、たんぱく質10gあたりはチキンのトマトチーズがけの177.5円から、特製みそカツの517.3円まで、3倍近い開きがあります。
比較表
数値は2026年10月18日時点のナッシュ公式サイトの商品ページ表示から転記しました。価格は定期配送の通常価格(6食プラン、1食あたり)で、税込か税別かは確認できていません。初回割引は含みません。「たんぱく質10gあたり」は「719円 ÷ たんぱく質g × 10」で計算しています。
| 商品名 | 熱量 | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 | たんぱく質10gあたり |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| チキンのトマトチーズがけ | 395kcal | 40.5g | 16.6g | 20.6g | 4.1g | 2.1g | 177.5円 |
| ふっくら白身魚のトマトチーズかけ | 220kcal | 18.8g | 10.8g | 9.7g | 4.2g | 2.2g | 382.4円 |
| オニオングリルハンバーグ | 400kcal | 17.4g | 27.0g | 18.7g | 5.1g | 2.5g | 413.2円 |
| 鶏もも肉の炭火焼き〜極〜 | 266kcal | 17.4g | 16.6g | 8.7g | 5.4g | 2.2g | 413.2円 |
| 回鍋肉 | 397kcal | 14.2g | 29.3g | 18.6g | 3.8g | 2.3g | 506.3円 |
| 特製みそカツ | 288kcal | 13.9g | 11.7g | 29.5g | 5.0g | 2.3g | 517.3円 |

価格は6品で同じなので、差が出るたんぱく質を軸にしました。最安のチキンのトマトチーズがけと最高の特製みそカツで、約340円の開きがあります。
商品ごとの整理
チキンのトマトチーズがけ
良い点 — たんぱく質40.5gは6品で最大で、たんぱく質10gあたり177.5円と最も安くなります。食塩相当量も2.1gで6品中もっとも低い値です。
気になる点 — 熱量は395kcalで、6品のうち3番目に高い値です。糖質は20.6gあります。小麦、卵、乳を含みます。
向いている人 — 1食あたりのたんぱく質量を優先し、乳製品に問題がない人。
ふっくら白身魚のトマトチーズかけ
良い点 — 220kcalは6品で最も低く、脂質も10.8gと6品で最少です。糖質も9.7gと低めです。
気になる点 — たんぱく質は18.8gで、熱量が低いぶん、たんぱく質10gあたりは382.4円です。小麦、卵、乳を含み、特定原材料に準ずるものの表示(アーモンドなど)が多い商品です。
向いている人 — 熱量と脂質を抑えて選びたく、アレルゲン表示を確認したうえで選べる人。
オニオングリルハンバーグ
良い点 — 食物繊維は5.1gで、6品の中では多い部類です。ハンバーグという形で、肉料理を選びたい場合の候補になります。
気になる点 — 食塩相当量は2.5gで6品中の最大、熱量も400kcalで最大です。脂質は27.0gで2番目に高くなります。たんぱく質は17.4gで、価格に対する比率は中位です。
向いている人 — 味の好みでハンバーグを選び、塩分と脂質の数値を理解したうえで選ぶ人。
鶏もも肉の炭火焼き〜極〜
良い点 — 糖質は8.7gで、6品中もっとも低い値です。食物繊維は5.4gで最大、熱量は266kcalです。
気になる点 — たんぱく質は17.4gで、価格に対してオニオングリルハンバーグと同じ水準です。脂質は16.6gあります。小麦、卵、乳を含みます。
向いている人 — 糖質の数値を抑えたい人。
回鍋肉
良い点 — 中華の味付けで、味の系統を変えたいときの候補になります。
気になる点 — 脂質29.3gは6品で最大、たんぱく質は14.2gと少ないため、たんぱく質10gあたりは506.3円です。食物繊維も3.8gで6品中もっとも少ない値です。かにを含みます。
向いている人 — 味の系統を変えたく、脂質の高さを承知のうえで選ぶ人。
特製みそカツ
良い点 — 熱量は288kcal、脂質は11.7gと低めです。みそカツという和風の味付けで、味の系統を変えたいときの候補になります。
気になる点 — 糖質は29.5gで6品中の最大、たんぱく質は13.9gで最少です。そのため、たんぱく質10gあたりは517.3円と最も高くなります。小麦、卵、乳、落花生を含みます。
向いている人 — 糖質の上限に近い数値を承知のうえで、味の好みで選ぶ人。
成分表から見た合わない条件の整理
商品ページにはレビューの論点をまとめた材料がなかったため、レビューには触れていません。これはレビューの集計ではなく、成分表から言える「合わない条件」の整理です。
- 脂質の高さ(回鍋肉、オニオングリルハンバーグ) — 29.3gと27.0gは、他の4品(10.8〜16.6g)を大きく上回ります。商品の欠陥ではなく、設計の違いです。脂質を抑えたい場合は、最初から選ばない、が対処になります。
- 塩分の積み上がり(6品共通) — 1食2.1〜2.5gです。複数回食べる場合は、ほかの食事と合わせた合計で見る必要があります。
- アレルゲンの種類(特製みそカツ、回鍋肉) — 落花生やかにの表示など、品目が異なるメニューがあります。アレルギーがある場合は、メニューごとの表示確認が前提です。
- たんぱく質あたりの単価(特製みそカツ、回鍋肉) — たんぱく質を重視する場合は割高になります。味の好みで選ぶなら、気にならない差でもあります。
使い方別のおすすめ
- たんぱく質あたりの単価を下げたい → チキンのトマトチーズがけ(177.5円)
- 1食のたんぱく質量を優先したい → チキンのトマトチーズがけ(40.5g)
- 熱量と脂質を抑えたい → ふっくら白身魚のトマトチーズかけ(220kcal、10.8g)
- 糖質を数値で抑えたい → 鶏もも肉の炭火焼き〜極〜(8.7g)
- 食塩相当量を低めにしたい → チキンのトマトチーズがけ(2.1g)
- 食物繊維の量を重視したい → 鶏もも肉の炭火焼き〜極〜(5.4g)
- 洋食以外の味付けも入れたい → 回鍋肉、特製みそカツ
まとめ
メニュー間で糖質と塩分の枠は似ていますが、たんぱく質と脂質は大きく違います。たんぱく質が多いものは単価が下がり、熱量が低いものはたんぱく質も中程度にとどまります。価格はプランで決まるため、食数を増やすほど全メニューが一律に安くなる構造です。
いま一番気になる条件から決めてください。たんぱく質ならチキンのトマトチーズがけ、熱量なら白身魚、糖質なら鶏もも肉の炭火焼きです。まず6食プランで数品を試し、味と量が合うかを確かめてから食数を増やす手順が現実的です。価格やアレルゲン表示は変更される場合があるため、購入前に公式ページで確認してください。

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